よっしー：おかあさんはどんなサーブを目指しているの

ｍａｒｙ：威力のあるサーブ
　　　　美しいフォームで。

よ：　　速いサーブと美しいフォームは両立せんで。

ｍ：　　そうよね、そこが問題、って違う、別にすごく力強くて速いサーブじゃなくていいんよ、どだい、無理やしね。『レシーバーに叩かれないくらいで確実に打てる』を目指しとります。

よ：　　速いだけなら厚く握って叩くほうが力が入る、女性ではそのほうが多いやろ。コンチネンタルでその上横向いてって力は入りにくいよな。

ｍ：　　フラットを打とうとするとむずかしいよ。
　　でも、そのうち方の方が応用がきくから好きなの。
　　「羽子板」サーブは打ちたくないの。

ごうせん：でも、こんだけ長くやってきて完成せんのやからなあ。う～～～ん。
　　　　　クチばっかりでいつまでも羽子板サーブを叩かれてるんじゃペアやってられんぞー

サーブが思うようにいかない、ってわけで(相変わらず）
昨年末から矯正中。

まず、トスがなかなか適正な位置に上がらない

たとえば、ごうせんは１０回上げて９．５回はちゃんと上がる、なのにわたしはその半分くらい

トスアップ……低く構えて自然に腕を上に上げていき
　　　　　　　すっと離す
　　　　　　　打たなかったら動かずにキャッチできるように

二つ目、どうしても叩いてしまう。
　　　　横に運ぶように、とかラケットをほうりだすように、とこれまで千回くらい言われた。
　　　　たたいてしまうのはトスが低いせいだ。

三つ目、インパクトのあと、反動で後ろに下がってしまう、
　　　　ありえない
　　　　昨年、ひろちゃんのお試しスクールでもコーチに注意されたのになあ。
　　　　インパクトのあと、右足はコートに一歩入っているように。

ま、そんなこんなでトスアップの時、右足を上げて打つ練習を始めた。
ごうせんは片足上げてトスをミスってたら打つ気にはならんやろ
いえ、実は打っちゃいます

最初、「そんなのできるか」と思ったけど慣れてくればできるものだ。

一本足打法ー
力は入らないけど、
軸はぶれない、これは結構、大事。
腕のふりだけで勝負だ。

仲間には「それ、何～？」と聞かれる。ある人は
「Ｉさんのような『まやかしサーブ』をしようとしてるんかと思った」

ごうせんは「３ヶ月くらいかかるやろ」
わたしは「３年くらいかかる」

みなさん、もし、リアルテニスでお会いしたら
そういうわけですのでよろしく～

月曜サークル　
固定メンバーはCさん、S子ちゃん、ごうせん、の３人
主催のCさんが来られず、S子ちゃんが友達を連れてくるというので
わたしがごうせんの代わりに参加した。

着いてみてびっくり、男性もいる。後からアントンも来た。
S子ちゃん「あらーっ、きょうご主人は～？」
「ごめんね、わたしが代わり」
「そうか、女性ばかりって思ったのね～」

ともあれ、仲間が３人と顔は知ってても初めてする人３人で、なかなか楽しかった。

よかった点

打ち合う分にはそんなに苦労はなかった。
調子に乗ってぎりぎりを狙う癖が出てアウトも多かったけど。
最初に組んだ時Kさんが
「遠慮なくポーチに出てくださいね」と言ってくれた。
そりゃ、出れるものなら出たいよ。
「前には出ます」とお返事。
で、前に出てもそんなにロブを使ってこない。
ボレーがたくさんできた

だめだった点

kさんアングルボールがお好き、
で、ほとんど決められてしまった
わかっていても取れない、
予測が悪い、動き出しも悪い、走るのも遅いって
だめじゃん

練習で取れるようになるのかなあ、
どんな練習をすればいいんだろう。

ちょっとうれしかったこと

ジャンプでボールが取れたこと
　　　どうせ２ｃｍやろ　　
はい、そのとおり、でも
跳ぶって絶対、体軸がぶれない、
それが実感できたっていうのは素敵。
もっと跳びたいな

きょうはテニスをしたって感じがした。

金曜日、サークルは２時から
予報は曇りのち雨
でも振り出していなかったのでコートに行った。
わたしが最後で５人集まり、
着いたとたんに降り出した。

mary：えーっ、やるの～？

S子ちゃんはAさんとボレーボレーを始めた。

濡れながら見ててもしょうがないので
わたしもＳ子ちゃんの隣に立つ。

Iさんも入ってショートラリーの相手をしてくれる。

Ｓ子ちゃんが抜ける。

代わりにＣさんが入るかと思うが来ない。
彼女と話をしている。
その間三人で楽しくラリー

俺は帰るぞとＣさんが言いコートを出て行った。

ゲームしましょとＳ子ちゃん。

４ゲーム先取で二つする。
４０分経過

あぁ、楽しかった、止まないね、帰るわとＳ子ちゃん
そんな中途半端な、とＩさん
今やめたってコート代は取られるのよ
Ａさん

それでもやはり彼女は帰った。
どうする？

シングルダブルで試合、残り８０分、
一人が二回ずつシングルをやった。

二人相手にリターンダッシュするわたしって
勇者それともあほ
は最後までまったく止まなかった。

Ｉさん、最後に堪能した。って。
わたしも満足、満足

火曜日、コートが空いていてシングルスをした。

仲間のＮさんと初めはストロークをするつもりだった。
でも、
どうせならシングルスにしよ、と話はまとまった。
うれし、シングルス、
気がつくとサーブして前に出ている
あ、年末にやった練習の癖が抜けてない
サーブは改良中でまったくダメのまま
サーブで前に出るのはまずいよね、
といっても相手もシングルス経験はほとんどない人なので
なんとかなったりする。
セカンドの羽子板サーブでも前に突進！
リターンの方が前に出やすいかな

前に出ても抜かれるかボレーミスするかでポイントはなかなか取れない。
案の定勝てない、
わたしは負けるためにやっているのかって自分につっこむ。
やりたいことをやってるだけだぁ。

オムニコートなのですんでからお掃除
ベースラインのとこよりサービスラインのとこに
足跡だらけだった。
（コートチェンジはしなかった）

年が明けて４回、ラケットを握った（計６時間）。
ごうせんはコートでのテニスはまだ。

mary：ねぇねぇ　きょうジャンピングハイバックボレーしたよ～
ごうせん：おまえ、なんか言う事が○×△になったなあ。
mary：おおげさってこと～？

会話はここで終わった。
続くとしたらこうなったはず

ごうせん：まだボレーもちゃんとできんやろ、
　　　　　バックボレーなんてできるかい？
　　　　　１００歩譲ってハイバックボレーしたとしても
　　　　　跳んだとは思えんなあ～
　　　　　３０年つきおうてるけどおまえが跳んだとこ
　　　　　見たことないぞ

確かになぁ、20㎝くらい跳んだ気がしたけど実際は2㎝だったかも～
いや、やっぱり白昼夢？

そのボレーが決まったわけではない、
でも打点が高いと相手は取りにくいんやなあって体験できたし、

私ってこんなこともできるようになったんだって幸福感が味わえたんだからそれでいいの


もうひとつの　『初めてできた』

よっしーとストローク練習をしていた時のこと。
相手のボールが短くなったので打って前に出た。
ロブ

おととしの私なら見送ってた
去年前半の私なら追いかけた
後半の私なら追いついてさわっていた

で、昨日は後ろ向きのまま打ち返して相手コートに返った
よっしー、びっくりしてスマッシュミス
あぁ、爽快

一つ目
帰省するという前の日になって
「二人で新幹線で帰ったら」とごうせんが言い出した。
「えーっ、それなら学割を取っといたのに」
『正月の公園で今年もボレーの練習を』と思っていたのに。

二つ目
若葉マークのよっしー、おじいちゃんの車で運転の練習
「なかなかいいかんじ、おれ、運転うまいかも」
最後になって　ガガーッ　　車庫入れ失敗

新幹線帰省ではいつも旅費を助けてくれるおじいちゃん、
「修理代がいくらかかるかわからんから　今回は旅費、保留…」

三つ目
いつも知り合いが大量に有機栽培のお野菜をくださる
今回は車ではないが若者（よっしー）がいるから持って帰れるだろう。
大根、かぶ、白菜……その他おみやげ…
到着駅に着く直前、
「バイト仲間から呼び出された、行って来る」
「えーっ」夜１１時前…
でも、まさかデートに泥付き大根というわけにはいかんやろ
母は泣く泣く、休み休み、家にたどり着いた。
手が痛い…


　

今年の母からの年賀状には　ねずみが大根を食べている版画があった。

　大根食うねずみ→だいこんくうねずみ→だいこくねずみ→
　大黒ねずみ

「だから大黒様のことなのよっ」


とてもおめでたい図柄だ（そうだ）。
だいこくさまってなんのかみさまだったっけ。

今年こそよい実りの年となりますように。