練習でフォアに来たボールまでもバックハンドボレーしたりしているが
ゲームの中で実践のチャンスがくるなんて思ってもみなかった。

確か　よく覚えてないけど　左にボールは来た、
捉えようとしたらボールはネットに当たって軌道を変えてフォアへ

えっ　と思った時にはすでにボールは真横で地面すれすれ、
どうにかラケットに当てたけど何か変。
そうか裏面だ
曲がったひじから下の腕とラケットが　一直線に下を向いてたなあ。

やればできる、
じゃなく、やっとけばできる、やね

今年の目標は　動く　　

「うごく」ためにはどうする？
すべての球を取るぞ、　というつもりでコートに立つ。

前衛のとき　つもり　はあるが全然ポーチできない、
そのくせ動く。
　
動いては届かなくて（出るのが遅すぎて）あきらめてしゃがみこむ、
ラケット出したけど空振り、

最近はさすがにパートナーも
「やつは動くだけでボールにはさわらん」とわかったようで
後ろできちんと打ち返してくれる。

わたしが『前』で打てるのは後ろから走りこんでも
決められるような球ばかり
それってパートナーの快感を盗んでいるのか。

動きすぎて、しかも役に立たずに、
パートナーを錯乱させてるよなって思う今日この頃

先週も　前週のお試しレッスンに続いて遠いサークルにお邪魔した。

球出しレッスンと形式レッスンで約２時間半、
その後ゲーム
アドあり４ゲームのみ　を三つ

ここのメンバーは基本通りの自分の球を打つ、美しい
わたしも、ストレートとか、ロブとか悩まずに、
踏み込んで振り切ってしっかり打つだけを頭においた。

まっすぐにスピードボールが来るのは心地いい、
「あなた、私のこの球を打ち返せるの」と聞かれているような。
そして、それは、手元に来れば返せるし、
深かったりするときついし。

速くて深いボールというのは、反応の鈍い私にすれば
「下がる前にきちゃう」→→
「振りおくれてあわててこすりあげて」→→
「勝手にロブ」
意図しないロブ。たとえポイントしても　負けてる。

無理なストロークやボレーをして、
相手にチャンスボールをあげるという悪い癖がいくつも出た。
ところが、ペアになった方達　そのフォローがとてもいい。
「ボレー打ちこまれちゃう」と思ったときはすでに下がってて凌いでくれる。
内心、金曜のサークルメンバーだとボーっと見てるだけだなあ、私も含めて、　　って思う。
感謝

バックハンドスライスにも２回やられた。
それよ、それ、わたしのやりたいのは　いつかは

サーブについてはまた、考えよう。
打つたびに　コースも、深さも、速さ（ゆっくりさ）も、はね方も、ぜーんぶ違って
レシーバーを困らせた。
不本意じゃ

　

テニスはどのくらいやってるの？

この質問はつらい、そう『長い』。

でも本当にうまくなりたいと思うようになったのは２年前。
ボレーだってそのときから練習はじめた。

ある人に
年齢に合ったテニスを　と言われた時は
がっくり、というより　びっくり

わたしテニス年齢はまだ、少女、青年なの。
これからうまくなるのよ
使ってないから筋肉も関節も元気なのよ

勝ち負けより、スピードと威力とを求めているの。
もちろんこれはここだけの秘密で、
表向きは第２目標の「ミスのない安定したプレイができるようになりたいわ」と言うけど。

ストロークだけは何年もやってきた。
悟ったのは　自分自身で体得したことしかものにならない
ということ。

そして、
オープンスタンスでも、体幹をしっかり保てば返せる、
でも踏み込んで振り切る方がベター、
さらに待ち時間ありすぎる時はジャンプを入れると
軸がぶれなくていいとか、

わかったことはいろいろあるけど
「できる」にはまだまだ程遠いのよね

火曜日のサークルが休止状態になって、
悶悶がつのる、ってわけで
あるコーチつきのサークルにお邪魔してみた。

基本を徹底的に教えてくださる、＆
出来るようになるまでやらせる、　らしい。

ショートラリーにロングラリーそれにボレー
練習は特殊なことは何もない。

球出しのボールが思った以上に厳しい
コートの隅に用意したミニコーンをめがけて打つのは
初めての経験、面白い

緊張して力が入るとダメ、
そうだ、脱力だった、と思い出す頃には終わる。

本当に驚いたのは、１０人以上のメンバー皆が、
リズムよく力強くおんなじフォームで打つってこと。

テニスって人それぞれのスタイルがあって、
フォームをみたら誰かわかるもんだって思っていたけど
ここでは違う。

ボレーはわたしが理解していたことと皆が違っていて混乱。

テイクバック時に面は垂直にって信じていたのに
４５度上向きだった。
いつも「ラケット立てろ」って言われていたから勘違いしてた。
さらにはローボレー練習、
あぁ、皆さんとの差を感じる。

最後の練習は並行陣対雁行陣
実践に即したわたしのやりたかった練習だ。

動きが悪くて飲み込みも悪いわたしだけど
ここでがんばってみようかな。

　

３年前の５月に息子がさくらんぼ印のストリングをロールで買った。

もうテニスやめたのに、なぜ？
割安だから、
だからってあんた、年に何回もやらないでしょ。

腐っていくともったいないので（！）、
わたしとごうせんもそれを張ることにした。

その前もポリガットだったのでそんなに問題はない。
何よりうまく打てたときの音が好き、
テニスをしてる喜びをわたしに与えてくれて…
ちょっとオーバー

問題点は
やわらかくなくてスウィートスポットに当たらないと
ガシャ、
ボレーも難しいかんじ、
さわれば拾ってくれる魔法のガットはないのか。

何より、打球感の悪くなるのが速い、
一ヶ月くらい。
これはストリンガーさんも同意見。

でも、それもその時々による。
結構長く感触のいい時と、そうでない時と。
さらに一度「つかえねー」って思っても
しばらく寝かせておくとまた使えるようになる時もある。
（息子もそう言ってた）

張ってもらうのはいつも同じ店、同じ人のはず。
テンションもここのとこ、ずっと48だし。

とにかく、２年と９ヶ月‥‥
家族３人、４本のラケットに張り続け、１７回。
先月最後の一張りを終えた。

次は自分で何か選ばなきゃ　

おいら、よっしー、ハタチ。
なぜか受験生。

勉強のためにバイトもやめた。
時間がない、金もない。
彼女にもさよならされた

たしかにデイトもできないし、やむをえん。

合格倍率１０倍いや１００倍だったかな。

周りは皆無理だと思ってる、

自分だってきびしいとは思ってる、
でも、自分だけでも自分を信じてやらなきゃ。

「自分だけは自分を信じて」
ん、これってテニスお悩み中のおかんにいった言葉だなー

まずはボレーボレーから。

めちゃくちゃネットに近づいて全部バックハンドで打つ。

いつもは　両手！　と叫ぶごうせんなのに
この場合は片手でいいらしい。

ボディより少し右、でもバックハンドで打つ、
へええ、意外に打てるもんだ、
うんと右、になると さすがに無理だけど。

ゆるく、とにかくコントロールの練習、
面白い、むずかしい。
簡単すぎてつまらない、だったらいいのに。

面の向き、ラケットの真ん中に当てること。フーッ
はいっ、金魚すくい練習中、です。

次、ロングボレーボレー
自分ではスライスボレーのつもり、
でも？？？
ごうせんは「回転見たらわかる」っていうけど



最後はストローク、
「下から上へ」のネットにかからないスピンボールの練習をしなくちゃいけないのに、
やっぱり、どうしても、スピード追求型になってしまう、
　
いずれ、この時期を卒業して
「安定したコントロールボールが快感」って日が来るのかな

なんだか、中島みゆきの歌が聞こえてくるような表彰式だった。

誰も悪くはないのに悲しいことはいつもある

№２になってからファンの応援をより感じるようになったといってたなあ、

信じているよ、とか、君が私たちのチャンプ、だとか。

ずっと、№1だったときに
「どうしてそんなに勝ち続けられるんですか」と聞かれて
「ずっと勝たなきゃいけない試合を落としたりしてきた。
今は落としても仕方のない試合を勝てている」って言ってた。
　幸運の波は去って行き、今はトータルポイントで勝っても勝利を得られない日々なんだ。

一体どれほどの人たちがもらいなきしちゃっただろうね。

準決勝までのオンコートインタビューで
面白いことを言って笑わせて、シャイな笑顔を見せてた。

「大事なのは昨日じゃない、今日、そして明日だ」
彼の言葉を思い出す。