テニスを始めて最初に習ったのは

1.グリップを握るのに力をいれないこと
2.打つ時手首を使わないこと　　だった
一生懸命その教えを守った

数年前にプロのコーチのアドバイスを受けた
打つときにはしっかりと力を入れて握ってくださいね

え
だからわたしはしょっちゅうボールと一緒にラケットも飛ばしていたのね

手首に関してはやはり数年前武者修行に出かけた先で言われた

手首がだらーっとなっとるよ

だらー　　

そうなのか　ストロークのときもボレーと同じく
親指を腕に近づける形にしてラケット持たなきゃいけないんだ
そうやって持って、そして　下から上へ
そうしてスピンをかけるんだ

レベルスイングでネット量産から卒業だー

と信じてやってきた

『だらー』でなく角度をつけてラケットを握るということは当然ラケットヘッドは垂直か上を向くはず

でも　「松原コーチ」の解説によると

ラケットヘッドをちゃんと下げること
とある

頭の中、ぐちゃぐちゃだー
わからないことはできない、
そもそもグリップが違うし、ギブアップ

土曜日、河川敷のコートで練習

風が強い
コートサイドに止めた自転車が突風でフツーに倒れる
度重なるものだからもう倒れたままにしておく

風は川下から吹く
わたしは西側の風上側に陣取る

風下のごうせんは手抜きなく打ってくるのがわかる
そしてそれでちょうどよくボールは飛んでくる

動かずにフォアで打てる球の時はコントロールだけ考える
少し走らされたときは深く返すように
ぎりぎりの時はしっかりしたロブになるように

実はわたしだってトップスピンの球が打ちたい
でもイースタングリップのおばさんに可能か
ごうせんはもちろん
今のままでいい、必要な時は中ロブを打てばいいから
って相手にしてはくれない


でも時々それでも少しはスピンのかかったのを打てないかなって工夫してみる
大きく変えると変なことするなって怒鳴られると思うのでちょっとだけ
でもうまくいかない
たいていは見事にすっとんで行く

あーぁ　あれがコートに収まる日は来るのかね
やっぱムボーかね　やめよう　いややっぱり
チャレンジ　　の繰り返し

であるとき気づいた
スピンを打ちたいとき　握りが厚い
トップスピンを求めて勝手にそうなってる
えらいなー
いや、いかんいかん
普通のフラットドライブが行方不明になっちゃう、
未完成なのに


突然ごうせんがサイドチェンジ要求
わたしは風下から
おぉっ、全然返らない
必死で打ってサービスラインまでしか行かない

どーする

こういうときは脱力で
力を抜きながら倍速で飛んでくるボールに対して
早めにスタンバイ
インパクトで押し出して振り切る
これしかない、うまくいった

さすがに半袖だと汗はかかないわね

４日
朝寝を楽しんでいた私は電話に起こされる

ネットで調べたらコート空いてるよ、やろうよ

いいねー

私ももう予約いっぱいで取れないからmaryちゃん取ってよ

ってわけで片手でPCを立ち上げコートの予約をし、
片手で仲間に連絡する
４人くらいは集まるやろ、
おっと忘れちゃいけない、パンちゃんも誘おう

結局７名　

なんとパンちゃんはパンJrも連れてきてくれた

まずはアップ
適度に跳ねてコントロールがよくて安定してて
「ありがとね」って感じのラリーができる

そしてゲーム
一番うまいなって思ったのはスマッシュ
誰かがやわらかい！！って叫んでいたけど
まさしく
準備を見てるとスローモーションのようで
すごくゆっくりのようなのに実際の球は速いし深いし、ゆとりありすぎ。

うちは皆ガンガン打つのとスピードボールの好きなメンバーばかりだ

パンちゃんもなぜあれが入るのというトップスピンとガン打ちボール、ご披露
上手に打ち分けてるのがえらい

私はおとなしくベースラインに留まっていたので
いつもよりはミスも少なかったかな。
本当は前でもっとやりたいけど。

ひとつわかったこと
ミックスでパートナーが前に出てくれば（パンJrのように）
ボールがくる確率が高くなるってこと
普通前衛のポジションにいてもボールを触るチャンスはあまりないけど、
並行陣になっちゃうと来るよね　　
うれしいな

おめでとうございます

今年も平和でたくさんのテニスができますように

なんちゃって初打ちは３日

ごうせんと広場でストローク

細かいことは考えない、
もっとスピンをとか、手首の角度を変えてみたらとか、もっと前でとかは考えない
考えることは
足を動かすこと、左手を出すこと、ひざを曲げること、振り切ること

　
あー、自己採点で４０点くらいやなあ
つまり思ったように球が行くのは４割ってことやね、
手元に球を送ってもらってそれやからね
後の５割は　ちがうっ！って叫びたくなるようなたまやし、
残りの１割はボール拾いしてねってたまだ

ま、なんも気を使わずにラケット振ってるのは爽快

今年もよろしくお願いします